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<日大アメフト選手の会見>双方の選手がいつもの日常を取り戻せるよう早期解決を願う。

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日大悪質タックル問題

大の悪質タックル問題でケガをさせた選手が、日本記者クラブで本日会見を行いました。二十歳そこそこの選手が多くのカメラやテレビを前にして会見を、しかも生中継で行うなんて前代未聞ではないでしょうか。

 

ケガをさせた事実は消えませんし、たしかに良くないこと。わかってはいるんですが、日大選手を責めるのも違うような気がしてなりません。

 

「名前も顔もテレビに出してもよい」といった選手の気持ちを思うと、複雑な心境になります。

 

本来は日大や前監督がきちんとした会見を行うべきであり、相手に対して誠意ある責任をとるべきです。

 

そんな意見も出ているなか、選手の口からはどういった考えを聞くことができるのでしょうか。

 

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宮川選手の会見

今回の会見は日大が設定した会見ではなく、弁護士同席のもと選手本人の強い希望で行われました。まずは、宮川選手の弁護士から今回の会見の趣旨が話されました。

 

 

はじめに

  • 謝罪を前提とした会見である。
  • 日本記者クラブでは団上での弁護士同席は断っていたが、今回のみの特例。
  • 学生の顔出しによる会見は異例。
  • 二十歳を過ぎたばかりの選手がこの会見で事実を明らかにする。
  • 被害者と家族、関西学院大学アメリカンフットボールチームに対して顔を出さない謝罪はない、顔を出さずになにが謝罪だという強い意志があり今回の会見に至った。
  • 代理人としては、将来ある若者に配慮をしてほしい。
  • 本日の記者会見の趣旨に基づいて、本人より話をはじめる。

 

会見の流れ

  • 代理人より経緯について(前述のとおり)
  • 宮川選手が陳述書を読み上げる
  • 報道陣のから質問を受けつける

 

陳述書(経緯)

  • 試合3日前、今年度の試合でスターティングメンバーから2回外される。今回も「宮川選手のやる気が足りない、闘志が足りない」言われ練習から外された。
  • 監督から「日本代表にいってはだめだよ」と告げられる。「なぜですか」と聞けない弱かった自分は「はい」と返答し、代表を辞退した。
  • その後も、幾度となく練習を外された。
  • 井上コーチが「どうすれば宮川を試合に出してもらえるのか」と内田監督に聞いたところ、監督から「相手のQBをつぶせ、だったら出してやる」と言われる。その内容を井上コーチから聞かされた。
  • 髪型を坊主にしろと言われ、そのとおりにした。
  • 監督から言われた内容においつめられ、悩む。
  • 試合当日、出場メンバーの中に自分の名前がなかった。
  • 井上コーチから「相手のQBをつぶすから使てくれ、と監督に言え」といわれた。監督にそのことを伝えると、「やらなきゃ意味ないよ」という返答。
  • 井上コーチから「思いっきりいってこい」と言われた。おそらく他のポジションメンバーにも聞こえていたと思う。
  • 試合直前の整列時に井上コーチから「できませんでした、じゃすまされないぞ」と告げられる。
  • タックル後は、相手のQBがかわったことにも気づかなかった。
  • 井上コーチから「キャリアに行け」と言われる。さんざんQBをつぶせと言われたのに意味がわからなかった。
  • タックルは意識的に行った行為。
  • 試合後、事の重大さに気づき泣いていたところを井上コーチに見られた。
  • 「相手に悪いと思ったんだろ」と責められる。
  • 部の先輩に「もうアメフトを続けることはできない」と伝えたら「そうだよな・・」と。
  • 父親と自分とで相手の被害者と被害者家族に謝罪したいことを監督やコーチに伝えるも「今はやめてくれ」と止められる。

 

覚えている範囲で箇条書きにしてみましたが・・これって体育会系の域こえてパワハラじゃないのか?と思うのは私だけでしょうか。

 

 

報道陣からの質問

Q.ご自身にとって内田監督、井上コーチの存在。今回の件で見え方に変化があるか。監督たちに伝えたい事などを聞かせてほしい。

A.監督、コーチの指示があったとはいえ自分がおかしたことは事実。監督、コーチに対して自分がどうこういうことではないと思っている。

 

Q.監督とはどんな関係か。

日本代表にいくな、なぜですかと言えない関係。

 

Q.監督に伝えたい事はあるか。

僕のほうからはない。

 

Q.素晴らしいプレイをみせてくれたあなたが、どうしてこういう状況になったのか。判断をどこで誤ったのか。

監督コーチ陣からのプレッシャーがあったにしろ、プレーに及ぶ前に自分が正常な判断をするべきだった。

 

Q.試合直後、涙を流した。その直後から大変なことをやってしまった思いはあったのか。

ありました。

 

Q.あきらかな反則行為。なぜしてしまったのか。

自分の弱さ。

 

Q.監督コーチがこわい存在か。

(うなずく)

 

Q.監督コーチからの指示は、つぶせと言う意味合いだったのか。

コーチから伝えられた言葉は「つぶせ」。上級生を通じて「どこでもいいからつぶしてこい。秋の試合でQBがケガをしていたほうがこちらの得だろ。」と聞いた。

 

Q.ケガをしていたほうがこちらの得。本当に「けがをさせろ」の意味だったのか。

その意味以外にとらえられなかった。

 

Q.指示を拒否していたら?

試合前まで練習にいれてもらえなかった。今後練習にずっとでられない状況を避けたかった。

 

Q.ご自身にとってアメフトはどのような存在か。

私自身、高校の頃からアメフトを始めた。とても楽しいスポーツ、熱中していた。大学に入り、厳しい環境の元徐々に気持ちが変わっていった。

 

Q.気持ちはどのように変わったのか。

好きだったアメフトがあまり好きでなくなっていった。厳しい環境に身を置くことになってしまった。何が原因かはわからない。徐々に気持ちが変わっていった。

 

Q.今後どのように過ごすことがのぞましいと思うか。

もちろん、今後アメフトを続けていく権利は(自分には)ないと思っている。この先、やるつもりもない。今のところなにをすべきかもわからない。

 

Q.内田監督の会見はテレビで見たか。

あまり見ていない。自分がどうこういえない。

 

Q.日ごろから監督に否定できない関係なのか。

意見をいえるような関係ではない。

 

Q.監督やコーチは、厳しいなかに理不尽さもあったのか。

あったかもしれないが、きつい練習すべて含めて去年結果も出たと思うので理不尽なこともありながらも・・・(聞き取れず)

 

Q.監督やコーチに信頼をおいていたか。

井上コーチに関しては、高校の頃から監督をしてもらっていた。その頃から信頼はしていた。内田監督については、そもそもお話する機会がない、信頼関係というものがわからない。

 

Q.同僚、先輩から「お前は悪くない」という声はあがらなかったのか。

あがっていたと思います。そもそも指示があったにしろ、やってしまったのは自分。人のせいにするのではなく、やってしまった事実があるので自分が反省すべき。

 

Q.もうアメフトはやらないと言っているが、許されたとしてもやることはないのか。やったほうがいいのではないか。

考えられない。仲間ともう一度やりたい気持ちもいまは考えられない。

 

Q.整列のときにコーチから言われた言葉は念押しと考えていいのか。いつもそのようなことを言ってくる人物なのか。

このような状況は、ないのでわからない。

 

Q.口止め行為を感じたか。

口止めはない。

 

Q.この会見自体、日大はどこまで把握しているか。

(弁護士)昨日、日大大学本部で事情聴取の際に近い将来会見を行う趣旨の説明はした。窓口には明確に伝わっている

 

Q.監督、コーチと会う機会は今後あるか。

(弁護士)監督、コーチから、きちんと状況を聞きたいと言われたことはこれまで一度もない。

 

Q.今回のことで、一番勉強になったことはなにか。

自分の間違いが判断できた。今後は意思を強く持ちたい。

 

Q.あなたに違反行為をしないという選択肢はあったか。

当時の自分はその考えがなかった。試合前の一週間、追い詰められていたのでやらないという考えがなかった。

 

日大アメフト選手会見

 

中には記者からのきつい質問もありましたが、一つ一つ丁寧に答えていた宮川選手。一人の学生にここまでさせるのか、日大は。

 

 

まとめ

宮川選手の印象は見るからに「真面目そう」。多くの報道陣を前にしてかなりの覚悟だったと思います。宮川選手の気持ちを考えると、こちらの胸が痛くなりました。

 

日大は、将来有望な選手を一人つぶしました。「つぶせ」といった監督が率いるチームの一員の未来を・・・。

 

一つ一つの質問に誠意をもってすべて答えた宮川選手を、内田元監督、井上コーチは見ているのかな。恥ずかしくないのかな。

 

大好きで大好きで楽しんきたアメフトを、好きじゃない状況にまで追い込み、あげく若者の未来を奪った大人たち。選手ひとりをかばえなかった大学も恥じてほしい。

 

宮川選手は仲間の今後を思い本音を言えない部分もあったかと思いますが、最初に弁護士の方がおっしゃったようにもうこれ以上の謝罪、責任は宮川選手に負わせたくないし、部外者の私たちがあーだこーだ言うのもこれを最後にしないといけませんね。